
ティノスポラ(Tinospora Tuberuclate)は、和名をイボツヅラフジ、現地ではホートン、ボラペットなどと呼ばれる、常葉つる性植物です。タイ、マレーシア、インドネシアなど東南アジアに広く分布し、標高300mまでの森林に生息しています。高さ4m〜20mまで成長し、茶褐色のつる(茎)に多くのイボ状の突起が付いているのが特徴です。
東南アジアにおいては、万能な民間薬として広く名前が知られています。日本の家庭でアロエを育てているのと同じように、タイでは庭で育てていたりするそうです。道端や市場で売っていたりもします。また、マレー半島、フィリピン諸島では、町の中の道端、間垣などにもよく見られる植物です。
民間医療に主に使用されるのはイボのあるつる(茎)の部分で、天日干しにして乾燥させてから粉末にしたり、煮出して汁を取ったりします。粉末、煮出した汁ともに、飲んだり皮膚にぬったりします。
日本には30年ほど前に持ち込まれ、健康食品として販売されています。また同時に、富山大学(旧富山医科薬科大学)を中心に研究が開始され、体に良い多くの効果が証明されてきた植物です。








